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Channel: じゃん・だら・りん~乗り鉄スバリストの旅日記~

⑥ラスボス登城

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さぁ、いよいよ続100名城巡りも最後の城に登城です。

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なぜ、ラスボスなのか?
それは、この城の規模と立地を知れば、十分理解出来ると思います。

また、『Castle(城)』ではなく、『Fortress(要塞)』と表記されているのが、何となくこの城の風貌を表しています。

まずはこの金田城(かなたのき)の説明をしますと、663年の白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れた倭国は、西日本各地に古代山城を築き、この対馬には倭国の最前線の城として667年に金田城が築城されました。
なのでココの築城者は、天智天皇となります。

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県道から登城路入口にある石碑。

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いきなり、クルマ1台分の広さ。

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途中から、未舗装になり、対向車が来たら、大ピンチです。

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無事に、登山道入口駐車場へ。
軽自動車3台分くらいしか置けない広さです。

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コチラにも、石碑があります。

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延々と、こんな感じの道が続きます。

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途中で急に開けて、浅芽湾(あそうわん)が見えました。
対馬は全体的に、リアス式海岸の美しい島です。

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足下は断崖絶壁で、落下したら命はないでしょうね。

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そして、最初の遺構の『南西隅石塁』。

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下に回って見たら、見事な野面積みです。

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そして、さらに奥へ。
もうこの辺りに来ると、登城と言うより、登山です。

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三ノ城戸。

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下に回って見ます。

事前に仕入れた情報では、一番奥の一ノ城戸まで行ってグルっと回るのに2時間くらいと聞いていたが、私がココに来るまでにもう既に1時間半ほどかかってしまい、何より体力の消耗が酷かったので、引き戻る事にしました。

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最後に南門にも寄りましたが、シートがかかっていて石畳みを見る事が出来ませんでした。

これにて、続日本100名城完全制覇です。

ヘロヘロになりながら、レンタカーで上島の方へ向かいます。

⑥ふたつの瀬戸

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前の記事で『上島』に向かうと言った意味は、1つだと思える対馬島は、実は人工の運河によって3つに分かれているんです。

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まず2本ある運河の内の1本目は、大船越瀬戸。

コチラは歴史が古く、1671年(寛文12年)に開通。
対馬島の一番くびれた腰の部分に、左右を横断する運河を開削したそうです。

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そして、もう1つの運河は、万関瀬戸。

コチラは、1900年(明治33年)に、旧第日本帝國海軍によって浅茅湾内の竹敷港にあった竹敷要港部から対馬東海上までの所要時間を短縮するための航路として開削されたモノです。
1905年(明治38年)に起きた日露戦争の日本海海戦では、水雷艇部隊がココを通って出撃したそうです。
ココより北部が上島、南部が下島になります。

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万関橋の南詰にある公園に、石碑が建っています。

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万関橋へ、徒歩で言ってみます。

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橋上から、東側を望む。

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西側を望む。

なんだか、日本人の底力を感じます。

⑥屋根より低い鯉のぼり

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国道382号を北上していると、面白いモノを発見!

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道路脇に、駐車スペースがあったので、クルマを停めて撮影。
テニスコートの上には、真っ赤な鯉のぼり。

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その隣には、青と黒の鯉のぼり。

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粋な計らいに、感謝。

⑥絶滅危惧種

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対馬島の上島を走っていると、本州では見られない道路標識があります。

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対馬固有の種、国の天然記念物で哺乳類レッドリストに登録されている、ツシマヤマネコ。
下島では近年、見られなくなったそうですが、上島ではたまに見られるそうです。

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そしてコレが、珍しい道路標識。

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シカやタヌキの標識は見た事がありますが、ヤマネコは初めて見ました。

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ちなみにツシマヤマネコは、こんなネコちゃんです。

⑥海上レストラン

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海上レストランと言えば、香港アバディーンを思い浮かべます。

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昼どきを少し過ぎてしまい、ご飯を食べられる所を探していたんですが、なかなかなくて、かなり北上して来ました。
豊玉町を過ぎ、峰町に入った所で、道路脇に喫茶店を見つけました。

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実はこの喫茶店、海の上に建っています。

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店内の窓から外を望むと、まさに海の上。
厳密に言うと、三根湾と三根川の河口部。

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下を覗き込むと、水が凄く綺麗です。

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コチラの店は地元の若者が集まっている、食事も出来る喫茶店。
食べるモノと言えば、定食や店屋モンしかないので、一番無難なカツ丼を注文。
少し甘めでしたが、懐かしい味でした。

⑥對馬國一宮・海神神社

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国道382号から県道48号に入り、突き当たりまで行きます。

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鳶崎。

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對馬國一宮の、海神(かいじん)神社。
主祭神は、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)。
また、コチラには国指定の重要文化財の銅造如来立像がありましたが、2012年に韓国人窃盗グループにより盗難に遭う事件がありました。
各所の尽力により、2015年に返還されました。

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コチラでは、神職の方は常駐していないと聞いていたので、御朱印は社務所の窓に貼られている電話番号に電話して来て貰うと聞いていたが、ちょうど私が訪問した時に帰られるところで、運良くすぐに御朱印をいただけました。
ラッキーでした。

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二の鳥居のすぐそばに、御神木と思われる大木があります。

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少し木の皮が剥げているところに手を当てると、木が温かいのがわかります。

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長い階段を登ります。

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三の鳥居。

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かなりの段数が、ありましたよ。

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拝殿。

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拝殿と言うよりは、神楽殿の様な感じです。

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拝殿・本殿の右側には、摂末社。

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御朱印。
全国一宮巡りをされている方にはご理解いただけると思いますが、全国一宮で一番到達困難地になります。

⑥和多都美神社

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海神神社から空港へ戻る途中、最後にもうひとつの観光地へ。

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あえて観光地と呼ぶのは、立派な神社ですが、少し観光地色が見えるところが少し残念なところ。

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和多都美神社の魅力は、何と言っても、海中にある2基の鳥居。

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まるで、広島の厳島神社の様ですが、規模はかなり小さいです。
湾内にあって、対岸の山々が雰囲気良いですね。

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本殿へ向かいます。
主祭神は、彦火火出見尊(ひこほほでみ の みこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)。

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途中、磯良恵比須と言う、全国的にも珍しい三柱鳥居があります。

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和多都美神社(わたづみじんじゃ)の石碑。

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観光地色が見えると言うのは、コチラの方々、全員韓国からのツアー客で、参拝される方は一人もいませんでした。

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神社としての雰囲気は、凄く良いんだけどねぇ。

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何とか人が居なくなった所で、撮影出来ました。
そんなだからか、社務所には誰も居なく、また御朱印が欲しくても連絡先も書いてありませんでした。
よって、コチラの御朱印は諦めて、空港に戻りました。

⑥復路(対馬~福岡)

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復路は、対馬空港から、とりあえず福岡空港へ。

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復路も、往路と同じ、DHC8-Q400型機。

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リアス式海岸が、とても美しい島です。

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そして、福岡空港が近付いて来ました。

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福岡空港では、乗り継ぎの中部国際空港行きまで少し時間が開きます。

⑥博多とんこつラーメン

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福岡空港での乗り継ぎは、少し時間があるので、空港内にあるラーメン滑走路FUKU麺へ。

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2月の訪問時は、屋台ラーメン玉龍に寄ったので、今回は博多一幸舎へ。

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注文したのは、スタンダードな味玉ラーメン。
麺は、バリカタ。

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結局、こうなった。(笑)

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そして、名古屋へ戻って来ました。

続100名城も完全制覇

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続日本100名城スタンプラリー。

2018年4月6日から、2019年5月10日までの約1年1ヶ月で、日本100名城2回りに続いて完全制覇。
翌日に早速、日本城郭協会にスタンプ帳を送り、認定印を押して返送されて来ました。

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割と若い番号で、頑張った甲斐がありました。

続100名城は山城が多く、また交通の弁の悪い所が多くて、なかなか大変でした。

今までは、何かに取り憑いた様に、急いで旅をしていましたが、これからはのんびりと楽しみたいと思います。




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